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基本理念

​なかよしのあゆみ

 

わたしたちは、1986年3月、中川区障がい者家族会「なかよし会」の活動の一環として、名古屋市中川区内に精神の障がいのある人々を対象とした明正第一作業所を設立しました。その後も地域のニーズに応じて、精神障がいのある人々の居場所、仕事の場、生活の場と活動を広げていきました。現在では、就労継続支援B型事業、デイサービス型地域活動支援事業、地域生活援助事業(グループホーム)、障害者相談支援事業をおこなっています。

活動開始当初は、作業所やグループホームの法整備が出来ておらず、地域の人々やボランティアの協力により活動が可能となっていました。作業所の場所を探していると、地域の方々が場所を提供して下さったり、精神科病院から退院した人々が安心して地域で生活することができるように、グループホームを建設して下さいました。

時代とともに地域の中の支援体制が整備されてきていますが、開設当初からの「誰もが暮らしたい場所で自分らしく生きていくことを支えたい」「誰も置き去りにしない」「一緒に夢や希望を追いかけたい」という想いを大切に現在も活動を続けています。

なかよしが大切にしていること

 

スタッフが主体になって活動をおこなうのではなく、メンバーとスタッフが共に考え、お互いにアイデアを出し合いながら協力して運営をおこなっています。日々の作業や活動もメンバーが主体的に動けるように状況を一緒に考えたり、活動の場を提供したりしています。作業については、日々の売り上げを表にして見える化し、自分達がどれぐらい収入をあげているのか、どのような工夫をすれば売り上げが上がるのか、メンバーとの対話を大切にしながら工賃アップに取り組んでいます。

デイサービスでは、外部講師を招いたり、内部でスタッフがアイデアを出し合ったりしながら、多様なプログラムを展開しています。メンバーが参加したいと思うようなプログラムを作成するために、毎月ミーティングを開催し、ミーティングの中でメンバーとスタッフが話し合いながら1カ月のプログラムを作成しています。メンバーが主体性を持って活動に参加ができるような取り組みに力をいれています。

また、グループホームでは、入居している方々に「自分の家」だと感じてもらえるように、本人が暮らしやすい場所づくりを心がけています。また、共同生活ではありますが、自由な生活を尊重し、好きな時間に出入りしてもらえるようになっており、支援区分によって入居の判断をせず、ここで生活したいと思うかどうか本人の自己決定を支援することに力を入れています。​

なかよしのあゆみ
代表挨拶
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